松本麻美
拡大するオンラインで選手に呼びかける島田慎二チェアマン(右から2人目)。スライドで映し出されているのは参加選手ら
プロバスケットボールBリーグは31日、新型コロナウイルス対策として、選手向けのオンラインミーティングを実施した。B1、B2の選手ら約430人が参加し、島田慎二チェアマンは「いつ誰が感染してもおかしくない状況。予防対策をきっちり守ることがまず大事だが、万が一かかってしまっても選手が社会に対して謝る必要はないと思っている。自分を責めないでほしい」と呼びかけた。
実際に感染者が出たクラブからも発言があった。A東京では、独自に実施したPCR検査で12日、3選手が陽性判定を受けた。いずれも無症状だったが、チーム練習も約2週間停止に。主将の安藤誓哉は、「対策をしていても陽性者が出た。10日間の隔離は精神的にも肉体的にも追い込まれるものであり、みんなでサポートし合いながら乗り切る覚悟が必要」と訴えた。
拡大するクラブ内のコロナ感染について話すA東京の安藤誓哉(左)。中央は島田慎二チェアマン
B1広島の田渡凌は「Jリーグやプロ野球を見ても、コロナに感染したというニュースが出ると『あいつは何をやっているんだ』という雰囲気になる。自分の身を守るためにもまずは一人一人の行動が大事だが、リーグからのメッセージは心強く感じた」と話した。
Bリーグはプレシーズンに向け…
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