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 自民党の岸田文雄政調会長は31日の記者会見で、自民党総裁選に向けた自らの政権構想をまとめ、9月11日に出版すると発表した。タイトルは「岸田ビジョン――分断から協調へ」。「国民の協力を引き出せるリーダーになりたい。そのために国民の声に耳を傾ける『聞く力』が大切だ」と主張している。

 格差解消をテーマにし、「経済、社会、世界の分断を『協調』へと導く」と強調。具体的には、アベノミクスの経済政策では大企業の業績は回復したが中小企業には好影響が少ないと指摘し、「法整備や税制改革で対応する」とした。

 デジタル化を進めることによって、都市部と地方の格差解消を目指すとする。外交では、核軍縮や環境問題、保健などの分野を主導することで国際社会の信頼を得る「ソフトパワー外交」を掲げた。(西村圭史)