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 福岡市中央区の商業施設で女性が殺害され、自称15歳の少年が銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された事件。少年は警備員に取り押さえられる前、客として訪れていた女児(6)に馬乗りになっていた。その少年に体当たりして女児を助けたのは、福岡市消防局職員の30代男性。男性は消防局を通し「この状況で少年を取り押さえられるのは私しかいないという思いでとっさに行動した」と答え、緊迫した状況を明らかにした。

 事件があった8月28日、男性職員は非番で、商業施設「MARK IS(マークイズ) 福岡ももち」を買い物のため訪れていた。午後7時半ごろ、買い物客の叫び声と警備員の「逃げて」という声を聞き、少年に気付いた。血が付いた包丁を持って周囲を見渡しながら歩いていたという。「誰か襲いかかる相手を探している」と思い、少年の後をつけて様子をうかがった。

 その後、少年が急に走り出し、女児に馬乗りになった。県警によると、少年はこの時、助けようとした女児の母親(39)や取り囲む警備員に対し、包丁を振り回して威嚇していた。

 男性は女児が刺されると思い、とっさに少年の背後から包丁を持つ右腕を目指して飛び込んだ。自身の右腕で少年が包丁を持つ手をしっかりと握り、同時に左腕で少年の首に手を回した。飛びかかった勢いで、少年が女児から少しでも離れるように、右前方に体ごと倒れ込んで取り押さえたという。女児と男性にけがはなかった。

 男性は「今回の私の行動で6歳…

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