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 藤川には強い美学がある。「プロとして監督の使いやすい駒になる」「任された1イニングを無失点で帰ってくる」。2016年の阪神復帰後、しばらく中継ぎを務めていたこともあり、名球会入りを強く意識することはなかった。

 昨季、春先に2軍落ちした際、初めて球団に引退を申し出たという。だが、再昇格後の夏場に全盛時に近いストレートが戻り、抑えの座を奪回する。日米通算250セーブに近づいていく中で、心境に変化があったように映った。

 避けていた名球会入りへの質問にも答えるようになり、「(記録を)大切にしないといけない」などと語るようになった。高校時代から注目される選手が集まる1980年度生まれの「松坂世代」で、まだ誰も名球会入りしていない事実も頭にあったはずだ。

 今年2月の沖縄・宜野座キャン…

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