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 心臓にある弁に異常が起きる「弁膜症」。年齢とともに増え、国内では200万人ほどの患者がいるとの推計もある。最近では外科手術のほか、カテーテル(細い管)を使った治療が広がっている。今年、13年ぶりに治療ガイドラインが全面改定され、カテーテル治療も盛り込まれた。

心臓にある弁に異常が起きる病気を治療

 70代の女性は、今年6月下旬、カテーテルを使った治療を受けた。心臓が大きくなりポンプ機能が低下して全身に十分な血液を送れなくなる「拡張型心筋症」と診断され、これまで5回、心不全で入院したことがあった。

 心臓の左心室の機能が落ちて拡大しており、左心房との間にある2枚の弁でできた「僧帽弁」が閉まりきらずに、一部の血液が逆流する「僧帽弁閉鎖不全症」になっていた。治療後は、左心室から全身に送り出される血液の量が倍近くに増え、動いたときの息切れも少なくなった。

 治療では、太ももの付け根から…

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