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 広島の政界が揺れている。前法相で衆院議員の河井克行被告(57)=自民党を離党=と妻の案里被告(46)=同=が公職選挙法違反(買収)罪で東京地検特捜部に起訴された事件で、現金受領を認めた市長2人が相次いで辞職。夫妻の初公判を前に、2市長選の告示が迫る。受領した議員らに説明責任を求める声も上がっており、影響は収まっていない。

 克行議員が選出された衆院広島3区内にある安芸高田市では、現金の配布先とされた市長と3市議が辞職した。前市長の児玉浩氏(57)は県議から転身して4月に無投票で当選。その際に受領を否定したが、夫妻逮捕後、県議当時に60万円を受領したと認めた。

 2日の市長選告示を前に、新顔2人が立候補を表明。2人は会見で事件について問われると、「国民の政治不信を招いた」「コンプライアンス(法令順守)上はアウト」と批判した。前回選挙からわずか4カ月での市長選に、有権者の中には冷ややかな見方もある。建設会社役員の男性(62)は「当選したばかりでの辞職はショックだったし、うそをついたのはまずい」とし、「安芸高田の名が事件で有名になってしまった」と、次の市長にはイメージアップを求めた。

 前回選挙では児玉氏を推薦した自民党。しかし今回立候補を表明した2人から推薦や公認の要請はないという。党広島県連の幹部は「安芸高田は克行議員の選出の3区内であり、関係者が多すぎて動きづらい」と漏らした。

安芸高田市だけではなく、三原市でも市長選が。そして広島市、廿日市市、呉市でも議会が揺れています。地元議員の1人は「有権者の自民党不信」を語ります。

 配布先のうち3番目に多い15…

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