「ミッドナイト・エクスプレス」「愛と哀しみの旅路」などで知られる英映画監督のアラン・パーカーさんが31日に死去したと、英メディアが一斉に伝えた。76歳。長く闘病生活を送っていたという。

 当初はコピーライターとして活動し、映画「小さな恋のメロディ」の原作脚本担当をきっかけに映画界入り。「ダウンタウン物語」で監督デビューして高く評価され、1978年の「ミッドナイト・エクスプレス」がアカデミー賞2部門を受賞した。米ハリウッドを舞台に、犯罪サスペンスからミュージカルまで多様なテーマと形式に取り組みつつ、多くのヒット作を世に出した。監督作品に、第2次大戦中の米国の日系人強制収容所などをテーマにした「愛と哀しみの旅路」、マドンナが主演した「エビータ」や「フェーム」「エンゼル・ハート」「アンジェラの灰」などがある。(ロンドン=国末憲人)