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 韓国の検察当局は1日、信者の間で新型コロナウイルスの大規模な集団感染が発生した新興宗教団体「新天地イエス教会」の教祖、李万熙(イマンヒ)・総会長(88)を感染症予防法違反などの疑いで逮捕した。

 南東部の大邱(テグ)で2月以降、同団体の教会を中心に感染が爆発的に広がり、一時は韓国の感染者の9割を大邱とその周辺の感染者が占める状態が続いた。

 李総会長は信者の名簿や集会場所などを防疫当局に正確に報告せず、防疫活動を妨害した疑いが持たれている。韓国政府によると、5月末時点で同団体関連の感染者は約5200人に及ぶ。

 韓国メディアは、李総会長の逮捕容疑には教会の資金を横領した疑いなども含まれていると報じている。(ソウル=神谷毅)