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(1日、宮崎独自大会決勝 宮崎日大 12 - 2宮崎学園)

 宮崎日大の主将の岩穴口は「目標があると変わりますね」と、ほほ笑んだ。5月20日に甲子園が中止になり、士気が下がった3年生は自主練習に。ほぼ全員で再び全体練習に復帰したのは、独自大会開催が決まったあとの6月半ばだった。

 優勝という頂が現れて生き返ったチーム。エース岩崎が踏ん張り、打線がビッグイニングを作る理想的な逆転勝ちだった。計16安打。五回2死一、三塁から挙げた4点は大きかった。

 この夏、選手側から練習メニューを提案するなど、これまでにない雰囲気がチームにあったという。「毎年、夏が来るとピリピリするけど、今年はやるときはやるメリハリのきいた、いいチームになった」と岩崎。異例の夏がかもした充実感をにじませた。(隈部康弘)