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 震災や東京電力福島第一原発事故で大きな被害を受けた浪江町で1日、買い物や交流の拠点として期待される「道の駅なみえ」がオープンした。施設は町役場近くの国道6号沿いにあり、初日は開店前から行列ができる大盛況だった。

 店舗内には町産のトマトやナスなど新鮮な野菜やトルコギキョウなどの花が並び、ご当地グルメ「なみえ焼そば」を挟んだパンなどを求める多くの客でにぎわった。隣接するフードコートでは請戸港で水揚げされた魚を使った握りずしやシラス丼などを味わえる。

 原発事故後、町から避難し、この日はいわき市から訪れた八島勝之さん(76)は「オープンを楽しみにしていた。懐かしい顔に会える場ができたことがうれしい」。駅長の東山晴菜さん(35)は「商品やサービスを通じ、町内で広がる様々なチャレンジを感じられる場にしたい」と話した。定休日は毎週水曜日。(力丸祥子)