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 大相撲7月場所(東京・国技館)千秋楽の2日、東前頭17枚目の照ノ富士(28)=本名ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が2015年夏場所以来2度目の優勝を果たした。単独首位で臨んだこの日、関脇御嶽海に勝って13勝2敗とした。

 照ノ富士は今場所、2年半ぶりに幕内に戻ったばかり。幕内で番付が一番下の幕尻の優勝は00年春場所の貴闘力、今年初場所の徳勝龍に続き3人目の快挙。30場所ぶりの優勝は、元関脇琴錦の43場所に次ぐブランクとなった。大関経験者が関脇以下で優勝するのは、1976年秋場所の魁傑以来、昭和以降2人目。

 もともとはスピード出世で名をはせた大器。初土俵から25場所での幕内初優勝は年6場所制となった1958年以降で貴花田(後の横綱貴乃花)、朝青龍の24場所に次ぐ速さで、新入幕から8場所での大関昇進は同3位の速さだった。

 しかし両ひざのけがや糖尿病などの内臓疾患が原因で休場を繰り返し、昨年春場所、大関経験者では初めて序二段で相撲を取った。