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 東海地方が梅雨明けし、本格的な海水浴シーズンを迎えた。だが新型コロナウイルスに見舞われた今夏は例年と様子が異なる。愛知、三重両県の海水浴場では「3密」回避などに神経をとがらせる一方、開設が見送られたところもあり、海上保安部などは水難事故を警戒している。

 「2メートル以上間隔を空けて楽しんでくださいね」

 三河湾に面した温泉街の眼前に遠浅の海が広がる西浦温泉パームビーチ(愛知県蒲郡市)は今夏、同県東三河地方で唯一開設された海水浴場だ。梅雨明けが発表された1日、緑色のベストにマスクを着けた西浦観光協会職員が巡回し、浜辺に繰り出した海水浴客に声をかけていた。

 西浦観光協会は地元のホテル・旅館からなり、海水浴場を管理している。定期的に拡声機で注意を呼びかけるほか、更衣施設を一部閉鎖したり、帰宅する海水浴客を手洗い場に誘導したりするなどの対策を講じた。テントを張る場所の指定まではしていないが、自主的に距離を保つ客が目立つ。同県岩倉市の男性会社員(31)は「3密を避け、楽しく過ごせた」と話す。

 協会によると、海水浴場は例年約1万2千人の来場者でにぎわう観光の目玉。砂浜の「3密」対策に加え、誘客イベントの自粛や客室数の制限などの「身を切る」対策をまとめ、開設に慎重だった行政の理解を得たという。協会の安藤寿子会長(銀波荘専務)は「感染対策とおもてなしに努め、これからも西浦温泉に足を運んでもらえるよう、一丸となって乗り越えたい」と話す。(床並浩一)

 愛知・三重両県沖の海の安全を…

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