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 奈良市の大安寺の歴史を伝える本「大安寺 国家筆頭大寺へのあゆみ」(東方出版)が出た。大安寺はかつて大官大寺(だいかんだいじ)と呼ばれ、九重塔があるもっとも格式の高い寺だった。1973年から約10年間の発掘調査の成果を中心に、大安寺が果たしてきた歴史的意義を紹介している。

 大安寺は2013年から寺の歴史を学ぶ講座を開いている。この講座の内容を本にし、これまでに2冊を出版した。今回が3冊目で、18年6~10月に東京学芸大の木下正史名誉教授が講義した内容をまとめた。

 大安寺は、もともと百済大寺と呼ばれ、高市大寺、大官大寺と改められてきた。木下名誉教授によると、藤原京では国家筆頭の大寺として大官大寺が左京に建てられ、2番目として薬師寺が右京にできた。日本書紀などには天武天皇が大官大寺をたてたと記されているが、発掘調査から、この地の大官大寺は文武天皇がつくったことが確認された。

 伽藍(がらん)は大規模で、九…

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