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 大相撲7月場所は2日、東京・国技館で千秋楽を迎え、元大関で東前頭17枚目の照ノ富士(28)=本名ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が2015年夏場所以来、2度目の優勝を果たした。大関から転落した力士の優勝は1976年秋場所の魁傑以来、昭和以降で2人目。30場所ぶりの優勝は、琴錦の43場所に次ぐ史上2番目のブランク記録。

 優勝を決めた直後の土俵下。照ノ富士は国技館の天井に飾られた優勝力士の写真パネルを見回した。「自分の写真がなくなる前に、もう一つ、飾りたいという思いでやってきた」。視線の先には、5年前に初優勝した時の優勝額があった。

 昨年の春場所は序二段だった。大関からここまで番付を下げて、相撲を取り続けた力士は過去にいない。

 引退は何度も考えた。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)に願い出るたび、「まずは体を治すんだ」と引き留められた。「序二段で勝つのは恥ずかしいことじゃない」。そう師匠は諭し、治療へ向かわせた。

 5年前に優勝し、大関に昇進したとき、誰もが認める「次の横綱」の筆頭候補だった。恵まれた体。押してよし、組んでよし。「まわしを取れば、白鵬関以外に負ける気がしない」と言い放つ気の強さ。だが、大関昇進直後に右ひざを負傷してから相撲人生が暗転した。

 左ひざの半月板損傷、糖尿病、…

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