拡大する写真・図版デザイン・加藤啓太郎

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 安倍晋三首相の自民党総裁としての任期の終わりが見え、自民党は節目を迎えています。「1強政治」を支えてきた党の変容と実像を追う連載「自民党 長期政権の果てに」。第2回は、自民党政治の「代名詞」ともいえる派閥の虚と実を描きます。

 7月16日夜、東京・紀尾井町のホテル。自民党・麻生派は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期していた政治資金パーティーを、党内7派閥の先陣を切って開いた。副総理兼財務相の麻生太郎は「政権のど真ん中で引き続き精進したい」と声を張り上げた。

拡大する写真・図版麻生派のパーティーでは安倍晋三首相のビデオメッセージが流された=2020年7月16日午後6時57分、東京都千代田区、藤原伸雄撮影

 麻生派以外の各派は、パーティーを9~10月に再設定した。麻生が早期開催にこだわったのは、この夏以降の政治の動きに備えるためだった。

 麻生は、首相の安倍晋三に早期の衆院解散を進言しており、麻生派幹部は「いつ総選挙があるか分からない。その弾を集めなければならない」と選挙資金の確保を急ぐ。次の総裁選に向け、結束を維持する狙いもある。同派は最近、期数ごとに会合を開いて、麻生側近らが「いずれ会長推薦を示したい」という麻生の指示を伝えている。

 ただ、中堅・若手には冷ややか…

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