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 熊本県南部を中心とした記録的豪雨で、休校していた学校や運休していた鉄道の一部路線が3日、再開した。災害発生から4日で1カ月。仮設住宅への入居や支援金の申請受け付けも始まり、被災者の生活再建への歩みが進んでいる。

 7月の豪雨で甚大な被害を受けた熊本県球磨(くま)村で、被災以来休校していた村立の小学校2校と中学校1校が3日午前、再開した。うち1校は当面、仮設教室での授業が続くが、クラスメートや教師との久々の再会に明るい笑顔がはじけた。

 「おはようございます」「久しぶりです!」

 午前8時半すぎ、スクールバスや保護者の車に乗った生徒たちが球磨中学校に到着した。教員らに出迎えられると、元気にあいさつ。友だちと肩を並べて校舎に入っていった。

 村では、7月4日の球磨川水系の氾濫(はんらん)により、渡小学校の校舎が水没。他の2校でも通学路が寸断するなどし、休校が続いていた。

 渡小は復旧のめどがたっていないが、西に約5キロ離れた一勝地小の周辺で道路や水道などの復旧が進んだため、校庭に仮設の教室として設営したコンテナハウスで再開。3校の児童・生徒計232人の約7割は今も村外の避難所などで暮らしており、8台のスクールバスで送迎するという。

 一勝地小の体育館では両校の児童が交流する対面式があった。開式前、子どもたちは1分間黙禱(もくとう)し、犠牲者を悼んだ。渡小の児童は健康観察をしたり、授業を受けたりした。人吉市の親戚宅に避難する6年の舟戸和美(あいみ)さん(11)は「新しい場所で学ぶのはちょっと新鮮でワクワクする。みんなと笑顔で楽しく過ごしたい」と話した。

 終業式は7日で、2学期は19日から始まる予定。この春まで渡小の校長だった森佳寛教育長は「今日という日を迎えられ、喜びで胸がいっぱい。生活のリズムを整えていけるよう、支えていきたい」と話した。(横川結香)

球磨村の仮設住宅、入居始まる

 25人が犠牲になるなど大きな…

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