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 北野天満宮(京都市上京区)で3日、境内で採れた梅を天日干しする「大福梅(おおふくうめ)の土用干し」が始まった。塩漬けした約2トンの梅の実の一部を、マスク姿の巫女(みこ)や神職が本殿前のむしろの上に広げると、さわやかな香りが漂った。

 梅は約4週間かけてカラカラになるまで干し上げ、再び塩をまぶして11月下旬まで貯蔵する。正月の準備を始める「事始め」(12月13日)から、1年で最後の縁日「終(しま)い天神」(同25日)の頃まで、1袋700円で参拝者に授与される。

 大福梅は正月の縁起物。さゆやお茶に入れて飲むと、無病息災の御利益があるといわれる。(大村治郎)