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(2日、神奈川独自大会 湘南学院14-0市川崎・横浜緑園・釜利谷・永谷・横浜明朋 )

 「市川崎・横浜緑園・釜利谷・永谷・横浜明朋」はいずれも部員数が少ない5校で結成した連合チーム。火を噴く湘南学院打線に、異なるユニホームの選手たちが内外野を駆け回った。

 「やっぱり強かったです。でもやりきりました」。試合は大差がついたが、市川崎の上村優太選手(3年)は笑顔だった。

 市川崎の野球部はこの試合を最後に、いったん活動を終える。約70年の歴史があり、2008年秋の県大会では私学勢を破って8強に入った。だが14年に付属中が開校。付属中に野球部がないこともあって、年々部員が減った。夏の独自大会を最後に3年生2人が引退するため、残る2年生1人もチームを去ることを決めたのだという。

 「野球をやりたい子がいつ来てもいいように、道具はそのままにしておきます」と野田克之監督(57)。坂本結人選手(3年)は「かけがえのない経験ができた。このユニホームで3年間野球ができて良かった」と言って、胸の「川崎」の文字に手をやった。(岩本修弥)