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 電話やインターネットでサービスを提供するオリックス銀行は10月から、社内のコールセンター業務を在宅勤務でできるようにする方針を明らかにした。柔軟な働き方を実現し、新型コロナウイルスの感染リスクを減らすのがねらい。保険会社などで始まっているが、銀行では珍しいという。

希望に応えていきたい

 6月に社長に就任した錦織雄一氏が朝日新聞のインタビューで、「ポストコロナ時代にサステイナブル(持続可能)な働き方を実現するには、選択肢を増やす必要がある。在宅勤務の希望者が大半を占めるので、職場として応えていきたい」と話した。

 コールセンターでは、カードローンや融資、投資信託などの新規申し込みや問い合わせに応じている。在宅勤務が可能になるのは、グループ会社への委託業務の担当者を除く約60人で、希望者全員が在宅勤務できる体制を整えるという。

 在宅勤務をする社員には、スマートフォンとパソコンを支給。問い合わせの電話をスマホに転送し、聞き取り内容などをパソコンに入力してもらう。

 オリックス銀行はオリックスの完全子会社。店舗を持たずに、電話やインターネットのほか営業担当者による訪問でサービスを展開。投資用不動産ローンなどに強みがある。2020年3月期の経常収益は589億円。(箱谷真司)