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 中学生の頃、抱いていた夢を白いTシャツに書き込んだ。日本代表入り、海外移籍――。そして達成すべき年齢も記した。日本代表DF冨安健洋(21)は現実が夢を追い抜いて、ステップアップを果たしている。「僕自身が驚くくらい」。欧州5大リーグの一つ、イタリアに初挑戦した今季を振り返ってもらう中で、目指すビッグクラブの名前も口にした。(聞き手・吉田純哉)

拡大する写真・図版7月15日のACミラン戦でゴールを決め、チームメートに祝福されるボローニャの冨安(右)=AFP時事

 ――今季はイタリアの古豪ボローニャに移籍して、定位置をつかみました。リーグ戦29試合1得点の成績をどう評価しますか。

 「けがを2回して、全試合に出られなかった。悔しい気持ちが強いです。最後も足の肉離れでプレーできなかった。しっかり治療して、来季のスタートからは100%でできる」

 「けがはベルギーでもしなかった。イタリアではプレーの強度が上がったとか色々な要素がある。来季へ、サッカーよりも、体の動かし方という課題に取り組んでいきたい」

 ――新型コロナウイルスの影響で公式戦も4カ月近く中断しました。精神面で難しさはありましたか。

拡大する写真・図版7月21日のアタランタ戦に出場したボローニャの冨安(右)=ロイター

 「改めてサッカーを中心に生活が回っていたんだなと。家での練習と、イタリア語のレッスンという日課を作って、それを機械的にこなしていました」

 ――7月には九州で豪雨災害がありました。被災地支援の「アスリートと共に九州を救おう!プロジェクト」にもイタリアから参加しています。

 「福岡出身ですし、少しでも力になれればと。日本にいなくてもできることでもあります」

 ――「守備の国」と呼ばれるイタリアで、自身の進化を感じますか。

「世界でもトップのクラブに行きたい」

 「戦術が細かく、学ぶところは…

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