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 若狭湾からの鯖(さば)街道、琵琶湖からの鮒(ふな)街道と並び、かつて伊勢湾の恵みを安濃津(津市)から京の都に運んだ「鰯(いわし)街道」を知ってもらおうと、三重県多気町の県立相可高校で3日、イワシを使った調理の授業があった。街道をPRする「鰯街道実行委員会」を2018年に発足させた津市のすし職人、松田春喜さんが生徒たちを指導した。

 この日の朝、津市の白塚漁港に水揚げされたイワシ30キロが同校の調理室に運ばれた。握りずしにするために、生徒たちは骨などを取り除き、酢じめにした。また、同校の村林新吾教諭がつみれの作り方を教え、みそ汁も作った。

 実行委は、鰯街道とともに、10月4日を語呂合わせの「イワシの日」として広めたい考えだ。松田さんは「この日に、生徒が運営するレストラン『まごの店』で、すしなどを味わってもらいたい」と話した。(中川史)

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