• アピタル

補助人工心臓、不具合で患者2人目が死亡 厚労省発表

土肥修一
[PR]

 厚生労働省などは3日、重い心不全患者らの心臓の働きを助ける植え込み型の補助人工心臓「エバハート」の血液を送るポンプが不具合で止まり、7月に患者が死亡する事例が発生したと発表した。ポンプのモーターの部品が経年劣化で変形し、回転が止まったためという。

 この補助人工心臓をめぐっては昨年9月、同型の機種を使っていた患者が、今回と同じ原因でポンプが止まって死亡する事例が発生。製造・販売する「サンメディカル技術研究所」(本社・長野県諏訪市)が自主回収を進めていた。

 今回亡くなった患者は全身の状態が悪く、変形するリスクのない材料を使う新しい型の機種との交換ができていなかった。現在、ほかに11人が同型の機種を使っており、新型との交換などを検討していくという。(土肥修一)