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 今年1~6月の国立公園の訪日外国人の推計利用者数(速報値)が、前年同期の4分の1程度まで減ったことがわかった。環境省が3日、国立公園の活用についての有識者会議で明らかにした。

 国立公園はもともと訪日外国人の利用・外貨獲得という目的で1930年代に指定が始まったが、新型コロナウイルスの流行による入国制限の影響を強く受けた形だ。

 現在、全国に34カ所あり、ここ2~3年の訪日外国人の利用者数は推計年600万~700万人で推移してきた。しかし、今年は1~3月が約82万人、4~6月はほぼゼロだった。政府は2020年に国立公園の訪日外国人利用者数を1千万人にする目標を掲げるが、達成は厳しい状況だ。

 来年以降は国内誘客や観光地からリモートワークをして休暇も楽しむ「ワーケーション」での利用の推進などに力を入れていくという。(水戸部六美)