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 熊本県南部を中心とした豪雨から4日で1カ月。闘病を乗り越え、弟とのツーリングを夢見た男性は、約束を果たすことなく亡くなった。

 マフラーがひしゃげ横倒しになった大型バイクは3日も、熊本県芦北町の土砂崩れ現場に倒れていた。母、祖母とともに犠牲になった入江竜一さん(42)のものだ。

 7月4日午前4時ごろ、近所の人が「ゴーッ」という轟音(ごうおん)を聞いていた。竜一さんと母たえ子さん(69)がいた家は倒壊し、隣に住む祖母堀口ツギエさん(93)も土砂にのまれた。

 竜一さんは前日から、隣接する水俣市の妻の実家を訪れており、泊まる予定だった。だが、日付が変わるころ、薬を取りに行くと言って、大雨の中、急に帰宅した。弟の純二さん(39)は「お袋が心配だったんだろう」と想像する。父の死後、福祉施設の調理場で働きながら育ててくれた母だった。

バイクに熱中、そして脳出血

 兄弟が熱中したのがバイク。い…

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