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 10年以上前から名古屋を走っている「金ピカのタクシー」の新型車両が今夏、デビューしました。名物「金のしゃちほこ」にあやかった車には、新型コロナウイルスの影響で暗い世の中に明るい話題を届けようという思いも込められています。

 名古屋市西区のフジタクシーグループ。508台のうち1台だけが金ピカに塗装され、「金のフジタクシー」として走っています。

 料金は通常のタクシーと同じで、乗車すると成田山萬福院(同市中区)で祈願した「乗車記念証」がもらえます。

 街を走りながら客を待つ「流し」が基本ですが、結婚式などの記念日には予約も可能。「見ると幸せになる」といったうわさも流れています。

 2007年に創業50周年を記念して登場し、5年後に車両更新。いずれも車種はセダンタイプの「クラウン」でしたが、3代目となる今回はミニバン「エスクァイア」になり、室内が広くなりました。

 受け継いだのは外観の色だけでなく、エアコンの吹き出し口など内装も随所に金色が使われています。ナンバープレートの数字「731」は新型車両の登場日でもありますが、フジタクシーの創業記念日にちなんでいます。

 「当初は5月の更新を予定していたのですが、新型コロナウイルスの影響もあって延期しました。最近感染者が増えたことで再度の延期も検討しましたが、今だからこそ明るい話題を届けようということになりました」と広報担当者。(若松真平)