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 ペット保険大手の「アニコムホールディングス」(東京都新宿区)は3日、新型コロナウイルスに感染した飼い主から預かった2匹の犬がPCR検査の結果、陽性だったと発表した。環境省によると、国内でペットの陽性が確認されたのは初めて。

 同社は4月から感染者のペットを預かる事業を始めた。今回、別々の飼い主から預かった2匹の犬ののどの粘膜を採取し、それぞれ2回のPCR検査を実施したところ、陽性が確認された。その後国立感染症研究所でも検査したところ、やはり陽性だったという。

 他のペットとは隔離しており、すでに1匹は陰性になった。世話をする職員らもPCR検査の結果、陰性だった。他のペットへの感染拡大も起きていない。

 同省動物愛護管理室は「ペットから人に感染した事例はこれまで確認されていない。まずは飼い主が感染しないことがペットの感染予防にもつながる」と話す。