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 高校最後の夏、コロナ禍で大会や演奏会が次々と中止になり、部活動の夏の風景は奪われた。引退を決めた人、諦めきれず部活に残る人、引退作品の制作に没頭する人――。先が見えない中、それぞれの道を懸命に探す3年生たちを見つめた。(長島一浩

拡大する写真・図版埼玉・熊谷女子高の磯田実優さんは5月にアンサンブルマジョリティ部(吹奏楽部)を引退した。気持ちの整理がつかなかったところに屋外演奏会の話が。発表の場を奪われた中高生のために地元有志がお膳立てしてくれた舞台で、思い切り演奏した。「もやもやしていたけど、きれいに終われて良かった」=2020年8月1日、埼玉県熊谷市

拡大する写真・図版マスクを着用して練習する埼玉・熊谷高の音楽部の部員たち=2020年8月1日、埼玉県熊谷市

拡大する写真・図版東京・関東第一高の競技かるた部は3年生が10人。目標とする大会が無くなっても練習には出続ける部員が多く、合間には受験勉強も。中野綾香さんは「今は試合で有終の美を飾ることはできないので、1年生のサポートに徹したい」=2020年7月16日、東京都江戸川区

拡大する写真・図版6畳につき2人のスペースでマスク着用の上、練習する関東第一高の競技かるた部の部員たち=2020年7月16日、東京都江戸川区

拡大する写真・図版東京・小平高の窪内弾投手。高校野球の東京都独自大会(西大会)の3回戦で、満塁のピンチをしのぐと、小躍りしながらベンチの仲間に駆け寄った。優勝しても「甲子園」にはつながらない今大会。各校のベンチからは「明るくいこう」「楽しもう」というかけ声がよくあがる=2020年7月31日、市営立川球場、西畑志朗撮影

拡大する写真・図版高校野球の東京都独自大会で、そろいの青いマスクを着けてスタンドから応援する八王子高の野球部員たち=2020年7月27日、ダイワハウス八王子、瀬戸口翼撮影

拡大する写真・図版千葉・中央学院高書道部はこれまで4年連続で全国大会に出場。中止が決まったこの夏は、引退作品の制作に向けて練習に打ち込む。浅野日和さんは「集大成にしたい」=2020年7月31日、千葉県我孫子市

拡大する写真・図版引退作品の制作に向けて練習に励む中央学院高の書道部の部員たち=2020年7月31日、千葉県我孫子市

拡大する写真・図版練習後、墨汁で黒くなった足を見せ合いながら談笑する中央学院高書道部の3年生たち=2020年7月31日、千葉県我孫子市