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 「夫」「主人」「旦那」――。女性が配偶者をどう呼ぶかは、人や世代によってさまざまです。2年ほど前から女性誌「VERY」では、基本的に「夫」と表記するようになったそうです。なぜいま「夫」と呼ぶのか? その理由や狙いを今尾朝子編集長(48)に尋ねました。

 ――なぜ表記を「夫」に統一したのですか。

 「SNSの広がりもあってか、言葉に敏感な読者が増えている、と感じたからです。1995年の創刊以来長い間、自分の配偶者を『主人』と呼ぶ人がほとんどでした。10年ほど前から『ダンナ』が増えてきて、最近は『夫』も多い。そうした流れを踏まえて、地の文では『夫』を使いましょう、ということにしました」

 「誌面上すべてを統一するわけではありません。読者のコメントは、ほとんどそのままにしていますし、編集部が書く文章であっても、文脈によっては『夫』だと突き放した印象になってしまうこともあります。できるだけ気分を優先して、柔軟に対応しています」

 ――なぜ読者は変化してきたのでしょうか。

 「環境の変化が大きいと思います。働く女性が増えて家事や育児をパートナーとシェアしなければ回らなくなりました。女性ばかり負担が大きいことを理不尽に感じる人も増えた。そうした変化をきっかけに、自分とパートナーとの関係性を改めて考えるようになるにつれ、呼び方にも変化が表れたのではないでしょうか」

 ――VERYが描く「女性像」も変わってきたのですか。

 「創刊当時は比較的富裕層で、…

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