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 沖縄県は4日、新たに10歳未満から90代までの83人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日の感染者数で過去最多を更新した。県内の感染者数は延べ642人となった。

 県によると、人口10万人あたりの直近1週間の新規感染者数は23・61人で、4日連続で47都道府県の中で最多だった。前日に146・6%だったコロナ対応の病床利用率は、那覇市と離島の石垣市で新たに療養用のホテル(計130床)を確保した結果、109・8%となった。

 離島の宮古島市では、接触を伴う飲食店でクラスター(感染者集団)が発生。3、4の両日で客と従業員の20~50代の男女計15人の感染が確認された。宮古島市内のほか、神奈川、埼玉、兵庫各県と大阪府在住者も含まれる。県は店の了承を得て店名「ラウンジ美月」を公表。7月28、29日に同店を利用した人に保健所への連絡を呼びかけている。

 宮古島市ではコロナ対応の病床は通常3床のみで、新たに確保しても現在10床にとどまるという。

 また、第11管区海上保安本部によると、中城海上保安部所属の20代男性職員1人の感染が判明。沖縄赤十字病院(那覇市)によると、新たに20代の女性看護師と90代の女性患者が新たに感染し、院内の感染者は計11人となったという。

 一方、これとは別集計の在沖米軍内での感染拡大に関して沖縄県は4日、在沖米海兵隊キャンプ・ハンセン(金武町など)で新たに12人の感染が確認されたと発表した。米軍の報告を受ける県のまとめでは、7月7日以降の在沖米軍の感染者は、六つの基地で計282人になった。

 この日に県が発表した新規感染者83人の中には、米海兵隊の牧港補給地区(浦添市)で働く日本人従業員も含まれている。