拡大する写真・図版勢いよくコースに飛び出す子どもたち=岩手県大船渡市、小玉重隆撮影

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 東北の廃校が、「ちびっ子ライダー」の集うBMXコースに生まれ変わった。大津波、人口減少……。逆境をはね返す笑顔が咲く。

拡大する写真・図版越喜来湾を遠望するコースに飛び出す子どもたち=岩手県大船渡市、小玉重隆撮影

 高さ約5メートルのスタートヒルを上ると、越喜来(おきらい)湾の澄んだ青が見えた。三陸鉄道が近づいてくる。アイボリーホワイトの車体に青と赤のストライプ。見とれていたら、スタートの合図が鳴った。BMXにまたがった子どもたちが、急坂を勢いよく滑り降りた。

拡大する写真・図版スタート直後にジャンプをきめるインストラクター=岩手県大船渡市、小玉重隆撮影

 岩手県大船渡市の「BMXサーキット ブリッジクロー」。廃校となった小学校跡地を活用し、今年5月にオープンした。全長約350メートル。大きなカーブが三つあり、高さ約0・5~約2メートルの起伏が28個設けられている。国際レースの基準を満たすコースの整備は東北で初めて。市内の小学1年、及川晴輝君(6)は「スピードが出て気持ちいい」と笑顔がはじけた。

拡大する写真・図版コースに飛び出す子どもたち=岩手県大船渡市、小玉重隆撮影

拡大する写真・図版コースの近くには三陸鉄道が走る=岩手県大船渡市、小玉重隆撮影

 9年半前、大船渡は津波で傷ついた。サーキットがある越喜来地区でも88人が死亡・行方不明に。震災前からの人口減に拍車がかかり、地区の小学校も2016年に廃校となった。何とか人を呼び込めないか。住民らはBMXに目をつけた。若者に人気で、東京五輪の新種目となった自転車競技だ。

拡大する写真・図版東京から2018年に移住したBMXインストラクターの福山北斗さん=岩手県大船渡市、小玉重隆撮影

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 中心になったのは、18年に東…

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