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 福岡市の高島宗一郎市長は4日の定例記者会見で、7月以降に発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)の感染経路について、「8割超が酒を提供する店に由来する」との調査結果を明らかにした。

 市によると、7月以降に市内で発生したクラスターは21件で、感染者は計277人。そのうちスナックやキャバクラなどが94人、ダンスクラブやカラオケバーなどが85人、酒を伴う飲食を通じた感染が46人と、「酒由来」(高島市長)の感染者が計225人と全体の8割以上を占めた。

 一方、6月にキャバクラなどで感染者が増加した繁華街・中洲では、クラスターによる感染者が56人にとどまった。高島市長は「エリアを問わず酒由来の感染者が増加している」と指摘。感染対策が不十分な店があるとして、業界団体や組合などと連携してガイドラインの順守など調査することを検討しているとした。

 また、お盆の帰省をめぐっては「移動制限を一律にしようとは考えていない」と述べ、感染予防対策の徹底や帰省の時期をずらすなど「自覚を持った行動」を促すことで対処していく考えも示した。(島崎周)