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 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(神田安積委員長)は4日、TBSテレビのバラエティー番組「クレイジージャーニー」で昨年8月に放送された、海外に生息する珍しい生物を捕まえる企画で、番組スタッフが撮影前に準備したにもかかわらず、実際にその場で発見したかのように見せた問題について、放送倫理違反があったと認定した。

 公表した意見書で同委員会は、「自力で希少動物を探し出したものと信じたであろう多くの視聴者との約束を裏切るものであった」などと指摘した。

 TBSは昨年9月に問題を公表し、同10月に番組の終了を発表していた。同局広報部は「BPOの意見書でご指摘いただいたことを真摯(しんし)に受け止めます。制作者の意識の向上や共有化に鋭意取り組んでおり、今後も、番組制作についての改革を進め、視聴者の皆様の信頼回復に努めてまいります」とコメントした。