拡大する写真・図版「ホスト歌会」に参加したホストたち

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 新宿・歌舞伎町で働くホストたちが詠んだ歌集「ホスト万葉集」が7月上旬に出版された。彼らが初めて短歌を作ったのは2年ほど前。出勤前の歌会や職場で詠まれた約300首を収めた。コロナ禍で「夜の街」とひとくくりにされるなか、歌を通して一人ひとりの姿を見てほしい。歌集には、そんな願いも込められている。

現代の光源氏、出勤前に歌会

 歌を詠んだのは、歌舞伎町商店街振興組合で常任理事を務める手塚マキさん(42)と、手塚さんが経営するホストクラブで働く75人。きっかけは2018年7月、歌人・小佐野彈さん(37)の第1歌集「メタリック」の出版記念会を、「歌舞伎町ブックセンター」で開いたことだった。

 参加したホストたちが即興で短歌を作り、小佐野さんや、ともに登壇していた歌人の野口あや子さん(33)が助言して仕上げた。その後も出勤前に「ホスト歌会」を開催。選者に俵万智さん(57)も加わり、手弁当で添削や批評を続けた。短歌総合誌を出版する短歌研究社の編集長も毎回、歌会に参加して支えた。

 「源氏物語」の光源氏を「元祖チャラ男」と評する野口さんは、「ホストは光源氏に通じる」と言う。短歌を使ってさまざまなタイプの女性を口説いた光源氏に、会話やLINEで女性たちとの関係を築いていくホストを重ねた。

 「実際、複数のお客さまがいた…

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