拡大する写真・図版旭川医科大が開示した水元さんの「非常勤職員休暇簿」と「同年3月分給与は無給となります」と記された文書(上)。休暇簿の所属長欄には吉田学長の印鑑が押されている=2020年7月27日、旭川市

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 旭川医科大学在学時に学内で起きた事故により肺気腫などを発症したとして、同大付属病院の男性医師が同大などに損害賠償を求めた訴訟に絡み、男性が有休を取得したとする書類を同大側が無断で作成し、「手続きをしなければ無給となる」と男性に通告していたことがわかった。男性は「医大としてモラルが欠如している」と訴えている。

 男性は第2内科に勤める水元克俊さん(40)。水元さんと代理人弁護士によると、水元さんは同大を卒業し、2012年11月から医師として勤務。1年ごとに契約を更新する日給制の非常勤で、契約上は週4日、午前8時半~午後5時15分の勤務だった。だがこの2年ほどは、事故に起因する病気の症状が重いとして、主治医の指示で午前中のみ勤務とし、週5日出勤していた。水元さんは、こうした勤務条件について当時の第2内科長から認められたとしている。

 2月25日からは、新型コロナウイルスへの感染リスクを考慮し、出勤していない。科内で相談して配慮された結果という。

 水元さんは昨年12月、今年4月以降の雇用について同大職員から説明を受けた際、「有休が30日ほど残っている」といわれていた。ところが3月下旬、同大側から「有休の残り日数は2月末時点で4日と4時間」「(休暇などの)手続きをしなければ、(2月25日から出勤していないので)3月は全て欠勤とし、無給となる」という内容を文書で通告されたという。

 代理人弁護士によると、同大側…

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