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 新型コロナウイルスの感染が再び広がり、ごみ清掃員も感染のリスクに直面しながら、収集を続けている。東京23区内で清掃員として働くお笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さん(43)に、第1波の際の現場の実態や、収集しながら考えたことを聞いた。

拡大する写真・図版ごみ清掃員と芸人のダブルワークを続ける滝沢さんを見て、長男(7)は「僕はごみ清掃とプロ野球選手をやる」と話しているという=東京都内

――第1波のとき、収集現場で何が起きていたのでしょう。

 ごみ集積所に、マスクをそのまま投げ捨てる人が多かったですね。袋にも入れず、ゴミ箱代わりに。家に持ち帰るのが嫌なのでしょう。自宅療養の方のごみ袋もあるかもしれない。ウイルスが付着したごみがないだろうか、と怖かったです。医療廃棄物なら適切に処理されるのでしょうが、僕らにその知識はないですから。

「断捨離ごみ」を20袋出す人も

――量も多かったようですね。

 自宅で仕事をする人が増えるとともに、ごみの量も増え始め、ふだんの1.5~2倍ぐらいになりました。片付けごみ、いわゆる「断捨離ごみ」を20袋ぐらい出す人もいました。そもそも3、4月は引っ越しシーズンで、いつもより量は多いんですよ。その1.5~2倍ですから相当、多かった。そういう状態が3~4カ月間、毎日続いた感じですね。

――ごみの中身も変わりましたか。

 「断捨離ごみ」としては、洋服や子どものおもちゃ、絵といった「思い出の品々」が目につきました。引き出物なのか、新品のお皿やシャンパングラスもありましたね。「結局、使わないな」と思ったのでしょうか。ビニール傘も多かった。有り余っていたのでしょうね。外に飲みに行けないから、お酒の缶も目立った。とくに発泡酒やレモンサワー。売れてるんですね。みなさん家で料理をされたので生ごみが増えて、ごみ袋が重いんです。中華合わせ調味料やホットケーキミックスの箱もよく見ました。

 そのころになると「カラス天国…

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