燃えた誰かの背中、自分を見ると…声で残す被爆者の思い

戦後75年特集

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【朝日新聞ポッドキャスト】被爆75年 託すメッセージ 片桐安子さん

 広島と長崎に原爆が投下されてから75年。朝日新聞ポッドキャストは、被爆者の証言を音声の形で後世に残す取り組みを進めます。記者とのやりとりも含めて、そのままお聞きください。

 今回は、片桐安子(かたぎり・やすこ)さんのお話です。取材をした朝日新聞大阪社会部の武田肇(たけだ・はじむ)記者に聞きました。

Q:この方はどういう方ですか。

A:片桐さんは現在87歳。女学校の1年生だった12歳のとき、広島駅の裏手にあった陸軍東練兵場の芋畑で、同級生約100人とともに被爆しました。当時、食糧増産の掛け声のもと、広島の女学生らは学業を中断し、芋畑の開墾などに動員されていたのですが、片桐さんもその一人でした。

Q:爆心地からどれくらいの距離ですか?

A:約1・9キロです。女学生の大半が皮膚がズルッとむけるほどの大やけどをしました。片桐さんは、麦わら帽子をかぶっていて、顔は焼かれなかったものの、左腕の皮膚が垂れ下がり、ケロイドが残りました。

コロナで差別、75年前と同じ 被爆者に焼き付いた記憶

片桐さんも登場する記事です。幼い頃に脳裏に焼き付いた「差別の記憶」をたどり、コロナ禍との共通点を考えます。

 この音源は、兵庫県宝塚市の自宅をお訪ねしてインタビューした際に録音をしたものです。片桐さんの母も被爆者で、一昨年108歳でなくなったのですが、その遺影の隣でお話を伺いました。

 途中、学校を卒業した片桐さんが、広島から関西に引っ越した際に受けた差別や、それを夫の支えで乗りこえた証言に注目してお聞き下さい。

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