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 キッチンはあるが客席はない。宅配だけで稼ぎ、その配達も代行サービスを使う――。こんな「飲食店」が広がっている。客が目にする店はオンライン上にだけあり、実店舗がないので「ゴーストレストラン」と呼ばれている。

タブレット端末9台で注文管理

 東京・西麻布の住宅街の一角。3階建てのビル1階に約40平方メートルのキッチンを持つゴーストレストランがある。外に看板はないが、オンライン上で中華料理「Tokyo MABO」やトムヤムクン専門店「イムイム」など九つの「店」を開き、3人ほどのスタッフが調理する。キッチン中央に店ごとのタブレット端末9台が置かれ、飲食店の宅配代行のウーバーイーツなどから注文が舞い込む。

 運営会社のゴーストレストラン研究所は昨年1月に設立。ゴーストレストランはクラウドキッチンとも呼ばれ、すでに米国や中国では知られた業態だったが、日本では浸透していなかった。まずは目黒の雑居ビル2階に小さなキッチンを開設。すると1年で月500万円を売り上げるほどに成長した。

 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言で、外食を控える動きが広がった4月以降に注文が増え、6月により広い西麻布に移転した。今は1日100~150食の注文があるという。

強みは「速さ」

 この業態は、一般的なレストラ…

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