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 コロナ禍は、子どもたち、若者たちの勉強やクラブ活動にも影を落としています。大会の中止などで気持ちの持っていき場がない、先が見通せず目標を定めにくいといった状況にどう向き合えばいいのか。厳しい自然に挑み続け、若い世代に「挑戦の場」も提供してきた北極冒険家・荻田泰永さん(42)にヒントを聞きました。

「ゴールできなかったからこそプラス」

 北極圏に通い20年。16回の遠征には設定したゴールに届かなかったものもあります。

 2014年、無補給徒歩での北極点到達に再挑戦しました。1人で、食料と道具を積んだソリをひいて、カナダ最北端のディスカバリー岬から直線で780キロ先の地球の頂点まで、50日で行く計画でした。

 しかし、残り402キロの地点で撤退を決めました。荒れた海氷やブリザードで計画通り進めませんでした。私の北極海の自然への理解が足りず、「50日」の読みが甘かったのです。

 当時の感情は悔しさとかぐちゃぐちゃになって一言では表せないのですが、今の力ではやれないと分かり、すっきりした気持ちもありました。

 この遠征計画だけをみれば「失…

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