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 新型コロナウイルスでマイナスの影響を受ける高校スポーツ。一方で岐阜県可児市に、コロナによって新たな可能性が開けたというアスリートがいる。今年6月まで吹奏楽など音楽の道一筋で来たが、コロナ禍でコンクールが中止になり、新たな目標を求めてスポーツの世界に転身した。その才能はオリンピアンの指導者を驚かせている。

 1、2日に可児市で開かれた岐阜県高校総体に代わる大会。可児高校ウェートリフティング(重量挙げ)部の稲垣良太選手(16)=2年=は男子81キロ級に出場。

 競技歴約1カ月でスナッチ(バーベルを一気に頭上に引き上げる種目)83キロ、クリーン&ジャーク(バーベルを肩まで引き上げた後、全身の反動を使って頭上へ挙げる種目)87キロを記録。トータル170キロを持ち上げた。

 「どんな選手でも80キロを持ち上げるようになるまでには半年程度かかる。驚きだし、これからが楽しみ」

 審判を務めたモントリオール五輪重量挙げ男子バンタム級(56キロ級)銅メダリスト安藤謙吉さん(70)や、稲垣選手を指導する可児高の小栗和成教諭(55)=ソウル五輪同60キロ級7位=は口をそろえる。

 稲垣選手は「スナッチは自己新ですけど、クリーン&ジャークは90キロが自己ベスト。悔しかったですね。フォームもまだまだですし、もっと筋力を付けないといけない」と言う。

 思い切った転身だった。

 小学校、中学校とクラシックギ…

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