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 新型コロナウイルスの感染拡大による「巣ごもり需要」で、飲料などで容量が大型のタイプがよく売れている。外出を控え、家で家族などと過ごす時間が長くなっていることが追い風になっているようだ。

 カゴメの主力飲料「野菜生活100」。大容量の商品の売れ行きが一気に伸びているという。コロナ前を含む1~6月の売上高を前年同期と比べると、200ミリリットルのタイプが4%増に対し、720ミリリットルは1割増、1リットルは16%増に達する。

 別の商品「野菜一日これ一杯」は、パッケージで「野菜不足に飲むサラダ」とうたう。720ミリリットルが16%増、1リットルは9%増の伸びを示した。在宅が増え、健康に気を配る意識が高まっていることも効果を上げているとみる。山口聡社長は「家庭内で飲む機会が増え、大型容器が堅調。健康的な食生活や免疫力を高めることへの関心の高まりは追い風だ」と話す。

 タマノイ酢でも、「はちみつ黒酢ダイエット」が堅調だ。コロナ禍で125ミリリットルのタイプとともに、大容量の900ミリリットルも売り上げが前年を超えている。

 一方、ミツカンでは様々な料理に使える「カンタン酢」や「追いがつおつゆ 2倍」の売り上げ(3~6月)が、容量500ミリリットルより、1リットルの方が伸び率が高いという。家で食事を作り、調味料を使う機会が増えたため、「値段的にお得な1リットルを買い求める機会が増えているのではないか」(広報)という。(近藤郷平)