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 新型コロナウイルスの国内感染者は5日、午後10時現在で新たに1358人確認され、2日連続で1千人を超えた。感染拡大が止まらない都市部では、感染防止策が不十分な飲食店などへの休業要請が相次いでいる。

 147人の感染が明らかになった愛知県の大村秀章知事は5日、県独自の「緊急事態宣言」を出すと発表した。期間は6~24日で、お盆前に行動自粛を呼びかけ、感染抑制につなげたい意向だ。5日から、名古屋市中区の繁華街・錦三(きんさん)、栄の両地区で一部の飲食店などへの営業時間短縮や休業の要請も始まった。

 福岡県では、新たに123人の感染が確認された。感染者の増加を受け、同県は5日、福岡市内の居酒屋を除く酒類を提供する飲食店のうち感染対策が不十分な店舗に対し、休業を要請すると発表した。期間は8~21日。県民には会食や飲み会を2時間以内とするよう求めた。

 263人の感染が確認された東京都では、入院患者が5日時点で1475人まで増え、比較できる記録が残る5月中旬以降で最多となった。これまで最も多かったのは、5月12日の1413人だった。都によると、病床は2400床確保しているという。

 新たに196人の感染が確認された大阪府では、大阪市・ミナミの一部の接待を伴う飲食店やカラオケ店への休業要請が6日から始まるのを前に、大阪府職員らが5日夕、対象エリアで感染防止対策を促した。

 沖縄県では、77人の感染が新たに判明。西表島(竹富町)でも初の感染者を確認した。10代男性で、石垣市の店舗の感染者と接触があったという。