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 奈良県や奈良市などは5日、新たに県議や斑鳩町の学童保育職員を含む20~90代の9人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は延べ279人になった。

 県などによると、感染したのは、これまでに2人の感染者が出た田北病院(大和郡山市)に入院していた90代の無職女性(同市)▽50代の自営業の男性(橿原市)▽20代の女性会社員(王寺町)▽20代の斑鳩町の学童保育の職員(会計年度任用職員)の男性(斑鳩町)▽30代の女性会社員、30代の自営業の男性、40代の女性会社員、30代の男性会社員、植村佳史(よしふみ)県議(59)=奈良市・山辺郡選挙区、自由民主党会派(以上、奈良市)。推定される感染経路は調査中が4人、感染者との接触者が3人、大阪市内での勤務が2人。

 植村県議は昨年の県議選で初当選。7月28日に倦怠(けんたい)感があり、8月3日夜から発熱したため、4日にPCR検査を受けて陽性が判明した。感染経路は県内の感染者との飲食と推定されている。所属する経済労働委員会はこの日の開催を中止した。植村県議と接触した可能性がある県議2人と県議会事務局の職員2人は自宅待機となったという。

 斑鳩町教育委員会は男性職員が勤務する学童保育を12日まで、学童保育の児童たちが在籍する町立小学校を7日まで休みにすると発表した。発症前に接触した児童と同僚計69人に順次、PCR検査を実施する予定という。(根本晃)