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 長崎国際大学(長崎県佐世保市)は新型コロナウイルスから学生や教職員を守るため、学内に3日、診療所を開設した。7月には感染の有無を調べる検査センターを設けており、診断から検査への一体的な流れができた。隣の佐賀県も含め地域住民も利用できる。大学は「本学のように医学部がない大学も続いてほしい」と訴えている。

 大学が5日に開いた記者会見によると、安東由喜雄学長ら医師免許をもつ教員4人がオンラインで診察。診察時間は講義との両立のため、現在は月~木曜の午後4~5時だが、9月以降は延長も検討している。

 診察には1人に約20分かける。新型コロナ感染の可能性があると診断されると検査センターで、LAMP法での検査が「いつでも何度でも」受けられる。学生は3500円、住民は公的医療保険を使わない自由診療の料金(学生の数倍)となる。大学は企業との契約も視野に入れている。

 検査センターは開設から1カ月で、計100件の検査をこなし、3日には陽性が1件出て保健所に連絡したという。安東学長は「地域医療にも貢献ができている」と自信をみせる。診察は電話予約(0956・20・5832)が必要。(原口晋也)