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 カニの殻が保湿クリームに、卵殻が栄養機能食品に――。持続可能な社会をめざす中、食品加工後に捨てられるはずだった廃棄物を再利用する取り組みが広がっている。

 カニの水揚げ量日本一を誇る「蟹取(かにとり)県」の鳥取。缶詰などを製造する際、カニ殻が大量に出る。鳥取大の伊福伸介教授は、このカニ殻を再利用できないかと研究している。

拡大する写真・図版食品加工後に出た大量のカニ殻=鳥取大の伊福伸介教授提供

 カニ殻の主成分であるキチンは以前から傷を治す効果は認められていたが、ほとんどの溶媒に溶けず加工が困難だった。伊福教授はキチンを特殊な技術で粉砕することで、髪の毛の1万分の1ほどの極細繊維「キチンナノファイバー」を取り出すことに成功。超極細にすることで加工しやすくなったという。

拡大する写真・図版カニ殻から抽出されたキチンナノファイバーの電子顕微鏡写真=鳥取大の伊福伸介教授提供

 キチンナノファイバーには保湿…

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