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 安倍晋三首相は6日、広島市内で記者会見した。新型コロナウイルスの感染者が急増していることについて、緊急事態を宣言した4、5月と比べて重症者が少ないことや医療提供体制が逼迫(ひっぱく)していないことなどを理由に、「直ちに緊急事態宣言を出すような状況ではない」と述べた。

 敵のミサイル基地などを直接攻撃する「敵基地攻撃能力」の保有を検討するよう政府に求める自民党の提言については、「新しい方向性をしっかりと打ち出し、速やかに実行に移していく考えだ」として、外交と安全保障の基本方針「国家安全保障戦略」の改定に意欲を示した。

 公職選挙法違反(買収)の罪で起訴された前法相で衆院議員の河井克行被告と、妻で参院議員の案里被告については「批判を真摯(しんし)に受け止めながら今後、より一層、身を引き締めて緊張感をもって、政権運営に当たっていく」と述べた。