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三島事件とその時代②

 陸上の滑走路を空母甲板に見立てた艦載機による発着訓練をFCLPという。作家の三島由紀夫が割腹自殺した三島事件から3年後の1973年、米空母ミッドウェーの横須賀母港化に伴い、三沢(青森)などで始まった。

拡大する写真・図版馬毛島。奥は種子島=2017年1月17日、朝日新聞社ヘリから

 その後、厚木(神奈川)で騒音が問題化し91年に硫黄島(いおうとう)(東京)に移転。防衛省はいま、鹿児島・種子島沖の馬毛島(まげしま)(西之表市)に訓練を移す計画を進めている。

 「米軍機は種子島の超低空を横切るはずだ」。西之表市の南、中種子(なかたね)町の徳永紹道(つぐみち)(74)は移転反対の元町議だ。ベトナム戦争当時、横田(東京)そばの工場で働き、米軍機の離着陸を何度となく見た。怖さは身にしみている。

 一方で、種子島では商工会など…

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