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 新型コロナウイルスの拡大が続く中、東京都の小池百合子知事は6日、臨時の記者会見を開き、お盆の帰省を控えるよう都民に呼びかけた。小池知事は「この夏は特別な夏。コロナにうち勝つのが最優先の夏。都外への旅行、帰省についてはお控えいただきたい。離れて暮らす家族、親族とは電話などを通じて話してほしい」と述べた。

 小池知事は「この夏は『特別な夏』」と記したパネルを掲げ、都外への旅行や帰省、夜間繁華街への外出を控え、飲食を伴う会食は午後10時までとするよう求めた。夏の過ごし方については、重症化リスクの高い高齢者にマスクの着用や手洗いの徹底などを求め、同居する家族にも食事時間をずらし、料理を小皿で分けることなどを提案した。また、感染が目立つ若年層についても「自分も感染しない、周りにも感染させない」という意識で慎重な行動をするよう求めた。

 東京都内で確認された6日の感染者数は360人で、1日あたりの感染者が200人を超えるのは10日連続となる。入院患者は5日時点で1475人まで増え、比較可能な記録が残る5月中旬以降で最多だった1413人(5月12日)を更新。7月1日時点の280人から5・3倍になっている。

 東京都は6日午後、新型コロナウイルス対応に向けた専門家らによるモニタリング会議を開いた。7月27日までの都内での感染者1万1345人を対象に、緊急事態宣言の解除(5月25日)の前後を比較した分析結果を公表し、解除前に49歳だった感染者の平均年齢が解除後は35歳になったことなどが報告された。