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 不要不急の外出自粛が求められている中、夜の接待を伴う店で会食していた大相撲の幕内阿炎(あび)(26)=本名・堀切洸助、埼玉県出身、錣山部屋=について、日本相撲協会は6日、出場停止3場所、5カ月50%の報酬減額という懲戒処分を下した。阿炎は師匠の錣山親方(元関脇寺尾)と相談の上、4日までに引退届を提出していたが、協会は、阿炎が住居を錣山部屋に移すことなどを条件に受理しなかった。

 協会の発表によると、阿炎は7月場所前や場所中に4回、夜の接待を伴う「3密」の状態の飲食店で飲食や遊興を繰り返した。また、問題発覚後に協会理事やコンプライアンス委員会から調査を受けた際、「7月24日は行っていない」というウソをつき、一緒に会食した幕下以下の力士に口裏合わせを働きかけたという。

 協会は阿炎について「無自覚で軽薄な行為は、到底許し難い」と指摘。引退届の提出によって反省の様子は見られると評価したが、「出場停止の懲戒処分が相当」と結論付けた。錣山親方は監督不足で6カ月20%の報酬減額、会食をともにした幕下以下の力士は出場停止2場所の懲戒処分をそれぞれ下した。