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 「当たり前の日常は、決して当たり前ではないことに気付かされました」

 広島市立安北小6年の長倉菜摘さん(12)と市立矢野南小6年の大森駿佑さん(12)は、6日の平和記念式典で「こども代表」として「平和への誓い」を読み上げた。新型コロナウイルスの影響で約2カ月間の休校を経験したことを思い出しながら。

 「当たり前だと思っていた日常は、ウイルスの脅威によって奪われたのです」

 原爆はもっと残酷な形で広島の人たちから日常を奪った。「あのようなことは二度と起きてはならない」「私たちの未来に、核兵器は必要ありません」。言葉に力を込めた。

 式典が終わると、長倉さんは「被爆者の体験を語り継ぎ、今から75年後までに核兵器のない世界をつくりたい」。大森さんも「今日で終わらず、これからも発信したい」と話した。(米田悠一郎)