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 広島交響楽団(広響)は5日夜、広島市で開かれた「平和の夕べ」コンサートで、ピアノ協奏曲「Akiko’s Piano」を世界初演した。19歳の時に広島で被爆死した女子学生・河本明子さんが残した被爆ピアノを題材に作られた曲が、明子さんの被爆ピアノで奏でられた。

 ロンドン在住の作曲家、藤倉大さんが広響から委嘱され、世界的なピアニスト、マルタ・アルゲリッチさんのために作曲した。アルゲリッチさんは新型コロナウイルスの影響で来日できず、広島出身で被爆3世のピアニスト・萩原麻未さんが代役を務めた。最初はグランドピアノでオーケストラと共演し、最後のカデンツァの部分では、アップライトの明子さんのピアノに移動して弾いた。

 「明子さんのピアノに触れて曲を作りたかった」という藤倉さんは昨年2月、ピアノが保管されていた広島市安佐北区の工房を3日間訪れた。ピアノのある部屋にこもり、ピアノに触れ、明子さんの家族の写真や日記に囲まれてカデンツァ(独奏部分)を書き上げた。

 藤倉さんは昨年末の記者会見で…

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